韓国・中国・香港・ベトナム航路であるCJV2航路に就航していた「SITC KAOHSIUNG」です。撮影から少し時間が経ってしまったため、既にCJV2航路にはおらず、四日市港に寄港しないCJV3航路に移っています。
SITC船は、アジア域内で網の目・多頻度を目指し航路の経営を行っているため、他船社に比べて、投入船の変更が多く、また振り子配船が複雑なため、コンテナ船の追跡に非常に苦労します。この「SITC KAOHSIUNG」も、現在のスケジュールではCJV3航路となっていますが、振り子配船により、いずれCJV2航路に戻ってくる可能性がありますが、CJV2航路のスケジュール表には、「SITC TIANJIN」、「SITC NAGOYA」、「AVRA C」の3隻が記載されています。
振り子配船とは、別名ペンデュラム配船やバタフライ配船とも言われますが、あるコンテナ船を1つの航路サービスだけに投入するのではなく、1隻のコンテナ船が複数の航路サービスを渡り歩く配船の仕方を言います。例えば、A航路が終わったらB航路、C航路に移り、再びA航路に戻ってくるような形です。このため、スケジュール表上は、他の航路に移ったように見えますが、実は、また同じ航路に戻ってくることになります。荷主企業の立場から見ると、振り子配船であろうがなかろうが、あまり関係なく、また、船社もこの航路は振り子配船ですよと公表している訳ではないので、港湾関係者やこのブログのように1隻のコンテナ船を追跡する場合は、船社が公表しているスケジュール表を基に追跡する必要があり、非常に苦労します。。
しかし、こうした他社にはない航路経営と、アジア域内の活発な荷動きによって、業績は順調のようです。
アジア域内専業大手、SITC Container Lines(中国)の親会社で香港上場企業のSITC International Holdings Co., Ltd.(海豊国際控股有限公司)は19日に2017年業績の最終利益が前年の1億2,420万米ドルから約40%もの大幅増益になるとの見通しを発表した。今年1-11月の業績をもとに予想したもの。(2017年12月21日付けCyber Shipping Guideより)
また、アジア域内の主要港以外にも着々と進出しています。
中国の海豊国際控股有限公司(SITC International Holdings Co., Ltd.)は11日、東マレーシア・サラワク州のビンツール港と戦略的提携協定に署名した。サラワク州での物流事業を拡大し地盤の強化を図る。
ビンツール港はボルネオ島中部の南シナ海に面し、マレーシアの最重要な海上交通のハブ港としてボルネオ産業のゲートウェイ。バルク貨物、コンテナ貨物の取扱港として発展、また世界最大級の液化天然ガス(LNG)の積み出し港として知られる。
SITCは2015年9月から華南/フィリピン・インドネシア・東マレーシアを結ぶCPX5を開設、現在はCPX3として800〜1,100TEU型2隻を投入し蛇口〜セブ〜カガヤンデオロ〜ビンツール〜コタキナバル〜蛇口のローテーションで定曜日ウイークリーサービスを展開中。
また、SITCは最近、アジア域内サービスを強化するため、コンテナ船隊の拡充へ向け中国の江蘇揚子船業集団(Yangzijiang Shipbuilding)からリセールで2,700TEU型コンテナ船4隻を来年第2四半期(4-6月)の引き渡し予定で購入したと伝えられる。(2017年12月15日付けCyber Shipping Guideより)
SITCの今後の動きに注目です。
【「SITC KAOHSIUNG」の現在位置】
「SITC KAOHSIUNG」の現在位置(Vessel Finder)
【航路サービス】
CJV2航路(SITC3隻) 現在はCJV3航路
【寄港地】
四日市−釜山−光陽−上海−香港−ハイフォン−上海−大阪− 神戸−名古屋−四日市
【本船要目】
Vessel Name: SITC KAOHSIUNG
IMO Number: 9404510
Vessel Type: CONTAINER SHIP (FULLY CELLULAR)
Call sign: 3EKK6
MMSI: 372748000
Maiden Name: SITC KAOHSIUNG
Shipyard: Hangzhou Dongfeng Shipbuilding Co., Ltd.
Hull No. 686
Year: 2007
Registered Owner: SITC Kaohsiung Shipping Ent
Ship Manager: SITC SHIPPING MANAGEMENT (SHANGHAI) CO.,LTD
ISM Manager: SITC Ships Management Co Ltd
Overall Length: 139.72 m
Breadth: 23.00 m
Maximum depth: 11.00 m
Maximum Speed: knots
Deadweight: 11936 t
GRT: 9280 t
BRT: 9280 t
NRT: 4796 t
Maximum TEU capacity: 938 teu
Engine Maker: MAN-B&W
Engine Type: MAN-B&W 6L50MC
Engine Power, kW: 7980 kW
今回ご紹介するのは、海のないスイスの船会社Mediterranean Shipping Company SA(MSC)が運航するコンテナ船です。 これまで紹介したMSCのコンテナ船は、次の3隻です。 @「MSC CARLA 3」 A「RHS CONCORDIA」 B「MSC LEVINA」 MSC...
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4月に入ってOCEAN NETWORK EXPRESSのコンテナ船として初めての四日市港入港となった「MOL SEABREEZE」です。 「MOL SEABREEZE」は、昨年度もMOLのCBE航路のコンテナ船として四日市港にも姿を見せていました。 「MOL SEABREEZE」(CBE航路) 「...
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最後に紹介するのは、現在、NYK/KLINE/Hapagにより共同運航しているLEO/JSJ/J4航路の後継サービスとなるJID/JSJ航路で、4月からもHapag‐Lloydとの共同運航となります。このためなのか、投入されるコンテナ船に変更がありません。 寄港地は、東京ー川崎ー横浜ー四日市ー名古...
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続いての四日市港に寄港するONEの航路サービスの紹介は、フィリピン航路となるJPH航路(JAPAN-PHILPPINES)です。この航路サービスは、日本と韓国、フィリピンを結ぶ航路で、現行のMOLのCBE航路サービスと、NYK/KLINEのME1/J5N航路サービスが1つになったような航路サービス...
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【この記事は、2018年(平成30年)3月20日に一部修正しました。今後、各航路サービスに投入されるコンテナ船に変更がある場合があります。】 ここでは、4月からONEの新たな航路サービスに投入され四日市港に寄港するコンテナ船を紹介していきたいと思います。既に、ONEのホームページにはONEスケジュ...
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今回、ご紹介するのは、WAN HAI LINESが運航する「WAN HAI 506」で、MOL/WAN HAIが共同運航している南アジア航路のHSX/CHS3航路に就航しています。 この「WAN HAI 506」は、姉妹船の「WAN HAI 501」とMOLのE Type 5隻と共に、毎週水曜日に...
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韓国・中国・香港・ベトナム航路であるCJV2航路に就航していた「SITC KAOHSIUNG」です。撮影から少し時間が経ってしまったため、既にCJV2航路にはおらず、四日市港に寄港しないCJV3航路に移っています。 SITC船は、アジア域内で網の目・多頻度を目指し航路の経営を行っているため、他船社...
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T.S.LINESの日本から台湾・中国・ベトナムへ行くJTK2航路に就航するコンテナ船です。四日市港でのT.S. LINES船のバースは霞ケ浦南ふ頭27号岸壁(W27)又は26号岸壁(W26)で、通常、入港してきた状態で左舷側を岸壁に係留する、入船左舷付けが多いのですが、今回は、岸壁前で反転し、出...
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今回、ご紹介するのは、WAN HAI LINESが運航する「WAN HAI 501」で、MOL/WAN HAIが共同運航している南アジア航路のHSX/CHS3航路に就航しています。 この「WAN HAI 501」は、姉妹船の「WAN HAI 506」とMOLのE Type 5隻と共に、毎週水曜日に...
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KLINEとHapag-Lloydと共に共同運航によりインドネシア航路(LEO)に就航しているNYKのコンテナ船「NYK FUSHIMI」です。 この航路は、現在NYK2隻、KLINE1隻、Hapag-Lloyd1隻の計4隻で構成されており2017年12月現在、次のコンテナ船が就航しています。今回...
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ようやく撮影をすることが出来ました。EVERGREENの2,800TEU型の最新鋭コンテナ船「EVER BLISS」です。EVERGREENのB型で2017年9月に竣工し、現在、NSD航路に就航しています。四日市港へは3回目の寄港となります。(撮影日2017年12月7日(水)) このEVERGRE...
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SITC(SITC Container Lines)の渤海湾航路(PBT1)に就航する2隻のうちの1隻が、この「MARCONNECTICUT」 です。SITCは四日市港で3つの航路サービスがありますが、日中間のみの航路サービスは、このPBT1航路だけとなっています。 就航船@MARCONNECTI...
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海峡地航路であるJTS航路に就航しているWAN HAI LINES社の「WAN HAI 316」です。同社は、船会社の合併、買収など大きく動きがある中で、アライアンスに属さず、航路ごとに他船社と協調配船するなど、独立系船社としての地位を維持している船社の一つです。 また、同社は欧州航路に配船してお...
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今回、ご紹介するのはT.S. LINES社の「LANTAU BRIDE」です。本船は、ベトナムのハイフォン港まで行く同社のJTK2航路サービスに投入されています。 このJTK2航路サービスは3隻で運航されており、2017年11月時点での投入船は、 @「LANTAU BRIDE」 A「LANTAU ...
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NYK、Hapag-Lloydと共同運航によりインドネシア航路に就航しているKLINEのコンテナ船です。航路サービス名はJ4と呼ばれますが、各社ごとにLEO(NYK)、JSJ(Hapag-Lloyd)とそれぞれ違います。1ラウンド28日の4隻体制で運航されており、KLINE1隻、NYK2隻、Hap...
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今回、ご紹介するのは、MOLの「MOL EMINENCE」で、MOL/WAN HAIが共同運航している南アジア航路のHSX/CHS3航路に就航しています。 このMOLのE Typeは、「MOL EARNEST」でも詳細をご紹介していますが、この航路に次の5隻+WAN HAIの2隻が投入されています...
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NYK、KLINEと共同運航によりインドネシア航路に就航しているHapag-Lloydです。Hapag-LloydはJSJサービスと呼ばれますが、各船社ごとにLEOサービス(NYK)、J4サービス(KLINE)とそれぞれ違います。この航路は、現在NYK2隻、KLINE1隻、Hapag-Lloyd1隻...
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OOCL(東方海外貨櫃航運公司)が運航するKTX3航路は、P型の4,500TEU級4隻で構成されており、今回で、現在就航している4隻を全て紹介することが出来ます。KTX3航路には、「OOCL JAKARTA」、「OOCL NAGOYA」、「OOCL AUSTRALIA」、「OOCL GUANGZHO...
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船体のくたびれ具合が夜間でも判る本船は、NYK/KLINEのマニラ航路ME1/J5Nに就航している「IWASHIRO」(NYK)の代替船で、9月に2度ほど夜間に撮影していますが、10月からは正規の「IWASHIRO」が戻ってくるので、今後、四日市港では見ることが出来ません。現在は、「VLADIVOS...
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本船は、中国寧波のトランシップ(T/S)専用 「ORIGAMI 太郎」航路に就航しているMSC(Mediterranean Shipping Co. S.A(本社:ジュネーブ)のコンテナ船です。日本国内から貨物を集め、寧波に寄港する基幹航路の母船に接続するため就航しているもので、いわゆるフィーダー...
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本船は、CBE航路に就航していたコンテナ船です。過去形となっているのは、現在CBE航路には、「MOL SPARKLE」、「MOL SEABREEZE」 、「MONACO」 と6月時点の3隻に戻っており、既に船隊から外れているためです。この「CAPE MAYOR」は8月1日(火)に撮影したものです...
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CBE航路(タイ、フィリピン航路)のコンテナ船です。この航路は「MOL SPARKLE」、「MOL SEABREEZE」 、「MONACO」の3隻が就航していますところで、少し前に四日市港管理組合HPで四日市港の2017年1月から6月までの、四日市港月別統計速報が出ていました。毎月1回速報というこ...
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この航路を紹介するのは、Hapag-Lloydの「GLASGLOW EXPRESS」以来2隻目となります。(写真をクリック)この航路は、通常、四日市港の入港が月曜日の深夜で、火曜日の早朝には名古屋に向けて出港してしまうため、四日市港での撮影チャンスが無いのですが、今回、火曜日に遅れて入港してきたので...
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MOL/WAN HAIが共同運航している南アジア航路(HSX/CHS4)に就航している7隻の運航船のうちの1隻です。 この航路は、MOL5隻、WAN HAI2隻でサービスを行っていますが、最近やっと、MOLの船隊がE Typeに統一されました。参考までに船名を記載すると、@MOL EARNEST(...
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海峡地航路であるJTS航路に就航している「WAN HAI 313」です。船会社の合併、買収など大きく動きがある中で、アライアンスに属さず、航路ごとに他船社と協調配船するなど、独立系船社としての地位を維持している船社です。現時点でも、船社の中では堅実な経営を行っており、先日次のような記事が掲載されてい...
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Pan OceanのCJS航路に就航している「SKY PRIDE」です。船体に「CK LINE」と入っており、天敬海運からの傭船だと思われます。Pan OcenのHPを見ましたが、Pan Ocean operating vessels onlyとしてShips Particularsには本船と「PO...
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EVERGREENのNSD航路に就航している4隻のうちの1隻です。EVERGREENがチャーターしているコンテナ船ですが、ファンネルの形状が特殊で、主機や発電機などの排気管の前方しかカバーされていない合理的な作りになっています。ドイツで建造されたようですが、国内の造船所で設計される船では見たことが無...
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SITC(新海豊集装箱運輸有限公司)のCPX2航路に就航しているコンテナ船です。 SITCは1991年に山東省国際貨物代理公司(Shangdong International Transportation Corp.)として設立し、以後、徐々に航路を増やし、2016年10月時点の船腹量は71隻、総...
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Pan Continental Shipping(汎州海運)の日韓航路(EKS航路)に就航する「PANCON GLORY」です。PANCONは、1969年に設立した船舶代理店Dong Sung Shippingが前身です。1981年に日韓航路に参入し、1983年に現社名に変更しました。PANCON自...
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OOCL(東方海外貨櫃航運公司)の気になるニュースが飛び込んできました。昨年、COSCO Shipping LinesによるOOCLの買収騒動があり、年初にOOCLの親会社OOILが否定し沈静化しましたが、ここにきて再燃しています。コスコシッピングラインズによるOOCLの買収観測が再燃している。一部...
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一見奇妙な組み合わせに見えますが、4月から始まった基幹航路のアライアンス「ザ・アライアンス」でも、Hapag-Lloydは邦船3社の連合チームに入っており、親和性は高いようです。昔からHapag-Lloydが運航するコンテナ船には、船名に「Express」の名が付けられており、現在も続いています。四...
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今回は、韓国船社の高麗海運鰍ェ運航しているJEK2航路サービスに就航しているコンテナ船の紹介です。高麗海運鰍ヘ、1954年に創立してから、日本/韓国、韓国/中国、東南アジア航路の近海航路船社として名前を知られており、2014年に60周年を迎えた船社です。現在、日本国内のコンテナを取り扱う港湾のうち3...
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T.S.LINESを掲載するのはこれが初めてになりますが、「WAN HAI 225」その2 でも記載したとおり、WAN HAI LINESから独立した会社です。創立は平成13年と新しく、本社機能は台湾の台北にありますが、会社の登記は香港となっています。今回紹介するコンテナ船の最初に付いている「LAN...
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本船は、中国寧波のトランシップ(T/S)専用 「ORIGAMI 太郎」航路に就航しているコンテナ船です。日本国内から貨物を集め、寧波に寄港する基幹航路の母船に接続するため就航しているもので、いわゆるフィーダー航路となります。そうした航路を運航している船社ですが気になる記事が少し前に掲載されていたの...
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本船は、中国寧波のトランシップ(T/S)専用 「ORIGAMI 太郎」航路に就航しているコンテナ船です。日本国内から貨物を集め、寧波に寄港する基幹航路の母船に接続するため就航しているもので、いわゆるフィーダー航路となります。今月からMSCは、MAERSKと現代商船とアライアンス(2M+H Stra...
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日タイ航路に就航している本船です。今回はこちらも遅れて四日市港に到着したようで、夜荷役を行っていました。このJTT航路には、この本船以外に「WAN HAI 171」、「WAN HAI 222」、「WAN HAI 221」の3隻が就航しています。撮影のタイミングが悪いのか、いつも、この「WAN HAI...
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OOCL(東方海外貨櫃航運公司)のKTX3航路に就航するコンテナ船ですが、OOCLには珍しく、いつもより遅れて入港し夜荷役を行っていました。これぐらいの船を運航するのに、どれ位のコストがかかるか非常に興味のあるところですが、その基になる用船料について、調査してみました。用船料とは、船会社などの運航会...
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EVERGREENの日本〜台湾・香港・マレーシアなど、いわゆる海峡地航路に就航しているコンテナ船です。このNSD航路は、この他に「NORDWOGE」、「PONA」、「AREOPOLIS」の4隻で船隊を構成しています。こちらも夜間撮影のため、船名も船体の外観もよく判りません。EVERGREENの四日市...
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SITCの東日本・中京〜フィリピン航路のコンテナ船です。このCJV2は、この他に「SITC DALIAN」と「SITC WEIHAI」の3隻で船隊を構成しています。久々の夜間撮影で、船名も船体の外観もよく判りませんでした。 SITCは、ご存知のとおり中国の船社で、これまで日中間航路が専業でしたが、...
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四日市港ポートビル1階の右奥にひっそりと設置されている船舶模型です。なぜ、四日市港に「EVER RENOWN」の模型があるのか不思議な方もいらっしゃるでしょうが、実は、平成11年から12年にかけて、EVERGREEN社の北米航路が四日市港に寄港していました。この「EVER RENOWN」に代表される...
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SITCの記事は初めてとなります。中国船社のSITCは、網の目の多頻度航路を売りに、日中航路をはじめ徐々に航路を延ばしている船社です。日中間の貨物量は、少し古い資料となりますが2015年で日本出し中国向けが1,124万トン、中国出し日本向けが2,142万トンとなっています。色々、調査しましたが、日中...
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NYKとKLINEが共同運航している台湾・フィリピン航路(ME1/J5N)のNYKのコンテナ船です。姉妹船に「ISE」や「IGA」、「IYO」、「IZU」などがあり「I」クラスとして知られています。1990年後半は、この姉妹船たちが日本〜南米航路に就航していたので、台湾の基隆や香港でよく見かけました...
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MOLとWANHAIが共同運航しているHSX/CHS3航路の1船です。ENDOWMENTとは、「寄付」や「寄贈」という意味があるようです。船名を調べると色々英単語の勉強になります。四日市港の寄港日は水曜日であり、この航路のコンテナ船は、仕事の関係で撮影するチャンスがなかなかありませんが、気長にチャ...
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台湾・香港・タイ航路(JTT航路)に就航中のコンテナ船です。ワンハイラインズの各船は「WAN HAI 」+3桁数字で表しますが、それぞれに船名が付いています。この本船は、「興春」と名付けられています。ワンハイラインズは、船隊の規模から言っても中堅の部類に入ります。同社の最大船は8シリーズで、「WAN...
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本船の登場は2回目となります。前回は、W80コンテナターミナルのガントリークレーン増設工事の影響で、対岸のW27コンテナターミナルに係留していましたが、今回は正規のバースに着いているところを撮影しました。【前回の写真】【今回の写真】今回は、細部をとらえるべく、ハウス周りを重点に撮ってみました。改めて...
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前の話になりますが、神戸の三菱重工鰍ナ、MOLのコンテナ船の進水式が見られるということで、1度だけ見学会に参加したことがあります。6800TEUクラスのコンテナ船で、船台の横(船体まで10mほど)の見学場所に到着した時には、船名が隠されていて判りませんでしたが、命名式により「MOL MATRIX」と...
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続いては、エバーグリーンのNSC航路(台湾・香港・ベトナム・中国航路)に投入されている「UNI-PRUDENT」です。前回紹介した「UNI-PATRIOT」についてはUNIとPATRIOTの間にハイフンが入るようだとお伝えしましたが、本船については、要目を調べる時に参考にしている海外のサイトでは、ハ...
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日本〜タイ航路に就航している本船です。記憶しているだけでも、この航路で15年以上は就航していますので、四日市港にとっては馴染みのある船名ではないかと思います。 少し前の記事ですが、台湾3大船社の業績が掲載されていました。 台湾主要3船社の2016年7〜9月期決算は、ワンハイラインズが黒字を維持する...
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前回紹介した「MOL SPARKLE」の姉妹船でCBE航路に就航する「MOL SEABREEZE」です。竣工が2010年なので比較的若い船齢のコンテナ船です。このシリーズの要目を見ていただくと判るように、全長が199m、全幅が32.2mとなっています。全幅は、旧パナマ運河の幅に合わせていますが、自動...
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MOLとWANHAIが共同運航しているHSX/CHS3航路の1船でしたが、最近は見ていない気がします。現HSX/CHS3航路は昨年6月に航路改編され、それまで、1ラウンド4隻で東南アジア域内を回っていましたが、7隻に増やしインド、スリランカ、パキスタンなど南アジアまで延伸されました。また、この航路は...
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MOLのCBE航路に就航するコンテナ船です。色々調べていたらこのシリーズは内海造船製ということが判明しました。同じ航路に就航している(いた)「MOL SEABREEZE」、「MOL SUCCESS」以外に、NYK/KLINEのME1/J5N航路に就航しているKLINEの「CALLAO BRIDGE」...
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MOLのCBE(CONTAINER BANGKOK EAST JAPAN)航路に就航しているコンテナ船です。夜荷役のため、はっきりと船型は確認できませんが、初めて見る船です。これまで、CBE航路にはMOLの「S」から始まるコンテナ船で船隊が構成されていました。(スマホで撮影したので上手く撮れずぼかし...
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OOCL(東方海外貨櫃航運公司)のKTX3航路は、4,500TEU級4隻で構成されていますが、船体色の影響なのかスマートに見え、好きな船型の一つです。ジャカルタ(タンジュンプリオク)まで行っていますが、私が20年前にコンテナ船で寄港した時は、港内にこのような大型船が回頭できるスペースは無かったと思い...
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少し古いですが、2013年(平成25年)3月に撮影したものです。現台湾・フィリピン航路(ME1/J5N)に投入されていたコンテナ船です。四日市港に航路が開設され、初入港時を撮影したものですが、輸入貨物がなく輸出貨物を積むだけなのでオンデッキはすっきりしてます。また、四日市港に入港するコンテナ船に珍し...
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霞ヶ浦北ふ頭W80にガントリークレーンを増設するため、バースをW80からW27に変更して着岸した「CALLAO BRIDGE」です。この航路はNYKとKLINEがそれぞれ1隻、2隻を出し合い運航している、いわゆる共同運航の航路です。船名の「CALLAO」はペルーの港町の名前だということですが、従来、...
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初投稿となります。記念すべき第1船は「UNI-PATRIOT」です。エバーグリーンのNSC航路(台湾・香港・ベトナム・中国航路)に投入されており、「UNI-PRUDENT」、「EVER PEACE」と3隻で1ループを構成しています。サイズが小さくてもエバーグリーンならではのハウス構造です。ちなみに正...
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