T.S.LINESの日本から台湾・中国・ベトナムへ行くJTK2航路に就航するコンテナ船です。四日市港でのT.S. LINES船のバースは霞ケ浦南ふ頭27号岸壁(W27)又は26号岸壁(W26)で、通常、入港してきた状態で左舷側を岸壁に係留する、入船左舷付けが多いのですが、今回は、岸壁前で反転し、出船右舷付けで着岸していました。現在、あらゆる船にバウスラスターが装備されていると言っても、夜間の入港で、タグボートを使用せず回頭させて着岸するのは技術が要ります。係留完了まで見ていましたが、お見事と言うしかありません。
さて、JTK2航路サービスは、3隻体制で運航しており、2017年12月時点での投入船は、
@「MARCARRIER」←今回紹介するコンテナ船
A「LANTAU BRIDE」
B「LANTAU BEE」
となっています。
現在、JTK2航路サービスは、四日市−大阪−神戸−基隆−台中−高雄−香港−ハイフォン−欽州−蛇口−香港−東京−横浜−名古屋−四日市(赤字は外地)のローテーションですが、2018年1月より寄港地に変更があるようです。
TSラインズは来年1月下旬から、日本と台湾・華南を結ぶ「JTK」および日本と華南・ベトナムを結ぶ「JTK2」の2サービスを改編する。14日発表した。2サービスの寄港地を入れ替えることで、寄港曜日などが変更となる。
変更後の「JTK」の寄港地・ローテーションは東京(月・火)―横浜(火)―清水(水)―名古屋(水・木)―大阪(木・金)―神戸(金)―ハイフォン(日)―欽州(月)―蛇口(木)―香港(木)。1月22日東京寄港便から開始する。
また「JTK2」の寄港地・ローテーションは東京(水・木)―横浜(木)―名古屋(金・土)―四日市(土)―大阪(日)―神戸(日)―基隆(水)―台中(木)―高雄(金)―蛇口(土)―香港(土)。1月24日東京寄港便から開始する。(2017年12月15日付け日刊カーゴより)
新しいJTK2航路サービスでは、ベトナムのハイフォンと中国の欽州の寄港が無くなるため、四日市港からハイフォンへの航路サービスは週2便から、SITCのCJV2航路サービスのみとなります。
T.S. LINESと言えば、少し気になる記事がありましたので紹介しておきます。
TSラインズは13日、旭洋造船に1096TEU型コンテナ船2隻を新造発注した。2隻は2019年6月および8月に引き渡しを受ける。これまでTSラインズでは運用船の大半が用船によるものだったが、新造船や中古買船を進めることで自社船の保有比率を高めている。
同社では、15年に台湾国際造船(CSBC)に1800TEU型船を4隻発注。今年7月から順次竣工しており、既に3隻の引き渡しを受けている。4隻目は来年1月中旬に竣工予定という。このほか、今年9月に2500TEU型船1隻を買船。また、今年8月には本紙取材に対し、2800TEU型船2隻の新造発注や4000〜6000TEU型船の中古買船を検討していることを明らかにしている。(2017年12月15日日刊カーゴより)
このうち、1,800TEU型のコンテナ船については、以前このブログでも「T.S. BANGKOK」(1800TEU型)で紹介しており、既に3隻が竣工しているようです。
しかし、気になるのは、4,000〜6,000TEU型コンテナ船の買船を検討の記事で、どのトレードで使用するつもりなのでしょうか?4,000TEU型であれば、アジア域内でも実際に就航してるコンテナ船があるので違和感は無いですが、6,000TEU型だとアジア域内ではサイズが大き過ぎます。現在、アジア専業のT.S. LINESですが、アジア域外へ進出する計画なのでしょうか。今後の動向に注目です。
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なお、現在SITCの渤海湾航路(PBT1)に就航する「MARCONNECTICUT」(SITC)とは、姉妹船のようです。昼間に撮影した写真も掲載しておきます。
【MARCARRIERの現在位置】
「MARCARRIER」(Vessel Finder)
【航路サービス】
JTK2
【寄港地】
四日市−大阪−神戸−基隆−台中−高雄−香港−ハイフォン−欽州−蛇口−香港−東京−横浜−名古屋−四日市
(2018年1月から)
四日市−大阪−神戸−基隆−台中−高雄−香港−蛇口−香港−東京−横浜−名古屋−四日市
【要目】
Vessel Name: MARCARRIER
IMO Number: 9343687
Home port: ST. JOHNS
Vessel Type: CONTAINER SHIP
Call sign: V2CW8
MMSI: 305131000
Maiden Name: STADT LAUENBURG
Ex. Names: STADT LAUENBURG UNTIL 2014 JAN
Shipyard: Daesun Shipbuilding & Engineering Co. Pusan
Hull No.: 462
Year: 2007
Registered Owner: MarConsult Schiffahrt GmbH
Ship Manager: MarConsult Schiffahrt GmbH
Overall Length: 142.70 m
Breadth: 22.60 m
Maximum depth: 11.20 m
Maximum Speed: 18 knots
Deadweight: 12788 t
GRT: 9610 t
BRT: 9610 t
NRT: 4745 t
Maximum TEU capacity: 1043 teu
Container Capacity At 14t (TEU): 655
Engine Maker: B&W
Engine Type: MAN-B&W 6S46MC-C
Engine Power, kW: 7860 kW
Other engines: 3x MAN-B&W 5L23/30H : 615 kW
最後に紹介するのは、現在、NYK/KLINE/Hapagにより共同運航しているLEO/JSJ/J4航路の後継サービスとなるJID/JSJ航路で、4月からもHapag‐Lloydとの共同運航となります。このためなのか、投入されるコンテナ船に変更がありません。 寄港地は、東京ー川崎ー横浜ー四日市ー名古...
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本船の登場は2回目となります。前回は、W80コンテナターミナルのガントリークレーン増設工事の影響で、対岸のW27コンテナターミナルに係留していましたが、今回は正規のバースに着いているところを撮影しました。【前回の写真】【今回の写真】今回は、細部をとらえるべく、ハウス周りを重点に撮ってみました。改めて...
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MOLのCBE(CONTAINER BANGKOK EAST JAPAN)航路に就航しているコンテナ船です。夜荷役のため、はっきりと船型は確認できませんが、初めて見る船です。これまで、CBE航路にはMOLの「S」から始まるコンテナ船で船隊が構成されていました。(スマホで撮影したので上手く撮れずぼかし...
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初投稿となります。記念すべき第1船は「UNI-PATRIOT」です。エバーグリーンのNSC航路(台湾・香港・ベトナム・中国航路)に投入されており、「UNI-PRUDENT」、「EVER PEACE」と3隻で1ループを構成しています。サイズが小さくてもエバーグリーンならではのハウス構造です。ちなみに正...
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