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国際物流事業者要覧(2017年版)

価格:3,024円
(2017/12/14 06:03時点)
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【2017年】アジア〜北米トレード概要【速報版】

北米 アジア コンテナ貨物取扱量 TEU

 

  【2017年】アジア〜欧州トレード概要【速報版】の記事はこちら

 

 2017年のアジア〜北米間のコンテナ貨物取扱量が発表されました。往航は、17年の累計で1642.2万TEUと4年連続で過去最高を更新しました。2月と12月を除く全月で前年を上回るなど、年間を通じて安定した荷動きを維持しました。

 

 国別では、中国の1064.1万TEU(5.6%増)と最高を記録しました。ベトナムも106.9万TEU(16.9%)と過去最高を記録し、初の年間100万TEU越えになりました。品目別では、住宅関連貨物や電気機器が荷動きをけん引しました。

 

 復航は、日本(0.2%増)、韓国(2.0%増)、台湾(3.4%増)、インド(5.5%増)などが増加したものの、中国への貨物が減少し(3.8%減)、累計679.6万TEU(0.3%減)にとどまりました。

 

 ただ、往航の貨物量が増加したのの、復航貨物量は減少しておりく往航貨物量の約41%に留まり、貨物量のアンバランスは昨年よりも悪化しています。現状、北米トレードは好調と言われていますが、こういった片荷の状況は船会社にとって好ましくなく、復航(アジア向け)貨物の増加を期待したいところです。

 

 

往航:荷動き(TEU)

往航:前年比(%)

復航:荷動き(TEU)

復航:前年比(%)

1月

1,350,484

3.8

552,845

11.5

2月

1,178,810

▲7.5

583,325

6.6

3月

1,167,316

14.5

623,462

9.7

4月

1,309,361

10.9

549,129

▲3.8

5月

1,447,763

11.1

579,094

0.6

6月

1,380,758

3.6

559,254

0.5

7月

1,445,555

7.3

504,541

▲12.5

8月

1,551,506

6.6

539,861

▲8.1

9月

1,412,959

6.3

523,540

▲7.4

10月

1,475,188

5.7

570,704

▲1.7

11月

1,417,245

6.2

596,003

▲3.2

12月

1,284,660

▲1.9

613,995

6.9

合計

16,421,606

5.4

6,795,754

▲0.3


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