コンテナ船について書かれた書籍をご紹介します。
藤沢 優月(ふじさわ ゆずき)さんという方が、「NYK ORPHEUS」の東京から香港までの航海に便乗し、働く船員や船の生活を紹介するという書籍です。初版が2012年11月と言うことで少し古いかも知れませんが、全く船の生活を知らない女性と言う視点で、航海の様子が綴られていて、非常に興味深いです。
藤沢 優月さんの公式個人サイト
目次を紹介すると、
1 世界は「海」で、つながっています
2 インターナショナルです
3 コミュニケーションが大事です
4 リーダーがいます
5 自然の中を走ります
6 人が宝物です
7 Life 人生そのものです
と船の生活をそのまま紹介するのではなく、この乗船を通じて学んだ、人が生きていくうえで大事なことを判りやすく説明しています。
そして、藤沢さんは、最後にこう結んでいます。
「オルフェス(NYK ORPHEUSの意)からたくさんのことを教わりました。出会い、仲間、楽しむこと・・・・。真剣な仕事は、たくさんの大切なものを、人生の時間の中に連れてきてくれること。(中略)そうやって、「仕事をする船」は、仕事を楽しむ人を乗せて、今日も地球のどこかで働いています。」と。
船を知らない人でも、理解できるように判りやすく書かれていますので、関心のある方は一度ご覧ください。お勧めです。
ブログ「ONEカラーのコンテナ船」 を書いてから、どうしても「ONE STORK」に会いたくなり、先日、三重県から広島県呉市へ日帰りで行ってきました。ちなみに管理人は呉へ行くのは初めてで、こんなに遠いとは思いませんでした。「ONE STORK」は、NYKがJMU呉工場へ発注している14,000TE...
≫続きを読む
コンテナ物流の状況を知るバイブルの一つとして欠かせない書籍を紹介します。「世界のコンテナ輸送と就航状況」です。発行は、一般社団法人日本海運集会所からですが、編集は日本郵船樺イ査グループが行っており、例年12月にその年のまとめとして発刊されています。先日2017年版が発行されました。 この書籍のペー...
≫続きを読む
コンテナ船について書かれた書籍をご紹介します。 藤沢 優月(ふじさわ ゆずき)さんという方が、「NYK ORPHEUS」の東京から香港までの航海に便乗し、働く船員や船の生活を紹介するという書籍です。初版が2012年11月と言うことで少し古いかも知れませんが、全く船の生活を知らない女性と言う視点で、...
≫続きを読む
私の人生に大きな影響を与えた柳原良平さんの書籍をご紹介します。柳原良平さんという方をご存知無ければ、MOLのコンテナに書かれれているワニのマークを描いた人と言えば、港湾関係で働いている人ならばお判りになると思います。また、サントリーのアンクルトリスと言えばピンとくる方もいるのではないでしょうか?残念...
≫続きを読む
公私でお世話になっている書籍の紹介です。コンテナ物流に携わる人なら、知らない方はいないと思いますが、潟Iーシャンコマースという会社から発行されている「国際物流事業者要覧」です。同社は、他にも「荷主と輸送」などの月刊誌や「Cyber Shipping Guide」などの海事新聞を発行しています。Cyb...
≫続きを読む
これを聞いてピンときた方はかなりのコンテナ船通です。2013年に公開された映画ですが、当時は久々に船を取り扱った映画が出たなと思ったものです。2009年4月にアフリカのソマリア沖で発生した「マースク・アラバマ号事件(Maersk Alabama hijacking)」を映画化したもので、トムハンクス...
≫続きを読む
以前、OOCLの担当者からもらった模型です。1/150のNゲージということで、全長10pも無いのですが、数少ないコンテナ関係の模型なので大事に保管してきました。サイドバンパーは後付けです。このような海上コンテナとトレーラーがセットになった模型を以前見たことがあり調査したところ、トミーテックという会社...
≫続きを読む