「OOCL GUANGZHOU」（OOCL）
OOCL（東方海外貨櫃航運公司）のKTX3航路は、4,500TEU級4隻で構成されていますが、船体色の影響なのかスマートに見え、好きな船型の一つです。ジャカルタ（タンジュンプリオク）まで行っていますが、私が20年前にコンテナ船で寄港した時は、港内にこのような大型船が回頭できるスペースは無かったと思います。最近、港外にコンテナターミナルを建設しているという事ですので、そちらのほうに寄港しているのかもしれません。
ちなみに船体横のOOCLの2番目のOとファンネルマークに梅の花があるのを知っていますか？台湾（中華民国）の国花だそうです。でも、OOCL自体の本社は香港となっており、この辺りの経緯を知っている方がいましたら是非教えてほしいです。
最近、韓進海運の経営破たんや邦船3社の定航部門の統合など海運業界の再編の波が押し寄せていますが、OOCLについても中国遠洋海洋集団（China COSCO Shipping Group）が買収を検討しているとの報道もあります。単独でこの難局を乗り切るのか、または、他船社との協調を選ぶのか、いずれにしても定航船社の厳しい状況は続くようです。
なお、来月からの新しいアライアンスでは、オーシャンアライアンスの1社として、CMA-CGM（フランス）、China COSCO Shipping Group（中国）、EVERGREEN MARINE Corp.（台湾）と連合し、欧州や北米に配船することなっています。
アライアンス状況図
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【航路】
KTX3航路
【寄港地】
四日市‐神戸‐高雄‐香港‐蛇口‐シンガポール‐ジャカルタ‐シンガポール‐香港‐高雄‐東京‐名古屋‐四日市
【要目】
Vessel Name: OOCL GUANGZHOU
IMO Number: 9404869
Home port: HONG KONG
Vessel Type: Container Ship (Fully Cellular)
Call sign: VRGO6
MMSI: 477738700
Maiden Name: OOCL GUANGZHOU
Shipyard: Samsung Shipbuilding & Heavy Industries Co., Ltd.
Hull No.: 1729
Year: 2010
Registered Owner: Newcontainer No 37 Shipping
Ship Manager: Orient Overseas Container Line
ISM Manager: Orient Overseas Container Line
Overall Length: 260.05m
Breadth: 32.25m
Maximum depth: 19.30m
Maximum Speed: 24.5 knots
Deadweight: 50600t
GRT: 40168t
BRT: 40168t
NRT: 24450t
Maximum TEU capacity: 4571 teu
Container Capacity At 14t (TEU): 2805
Reefer Containers (TEU): 400 teu
Engine Maker: MAN-B&W
Engine Type: MAN-B&W 8K90MC-C
Engine Power, kW: 36560 kW
Other engines: 4x Daihatsu 6DK28 : 1680 kW
Bow thruster: 1600 kW
Handling equipment: None