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「SATANEE」(MOL)

MOLのCBE(CONTAINER BANGKOK EAST JAPAN)航路に就航しているコンテナ船です。夜荷役のため、はっきりと船型は確認できませんが、初めて見る船です。これまで、CBE航路にはMOLの「S」から始まるコンテナ船で船隊が構成されていました。(スマホで撮影したので上手く撮れずぼかしています。)

 

MOLのHPを確認したところ、現在、この「SATANEE」と「MOL SEABREEZE」、「MOL SPARKLE」の3隻となっており、「MOL SUCCESS」が外れたようです。当分、「SATANEE」が就航するスケジュールとなっているので、「MOL SUCCESS」は他航路に移動した可能性があります。

 

この航路は、外地は釜山、レムチャバン、マニラと寄港していますが。ローテーション的にマニラからの輸入貨物をターゲットにしていると考えられるので、フィリピンで、今年2月に発生した日本の住宅メーカー向けの建設資材工場の火災の影響がないのか心配です。

 

 フィリピンから日本への海上貨物輸入が一時的に大幅に減少する可能性がある。マニラ近郊のカビテ地区にある日本向けの住宅資材を生産する工場で1日、大規模な火災が発生し、これにより当面の間、日本向けの出荷が停止する見通しとなっている。同社が日本向けに出荷する貨物量は、フィリピン発日本向けの海上コンテナ荷動き全体で大きなシェアを占めるとされており、配船各社にとっては大きな打撃となる。
(中略)
 火災に伴う日本向けの出荷停止は、配船各社にとって大きな打撃だ。具体的な数字は明らかにされていないが、日本向けの出荷量は週当たり1000FEUを大きく超えると見られ、フィリピン発日本向け貨物全体の約7割を占めている。マニラ港では南港を主に利用しており、同港に配船する船社にとっては当面、影響は免れなさそうだ。
(2017年2月9日付日刊カーゴ)

 

MOL MOL

 

【航路】
CBE航路

 

【寄港地】
四日市‐名古屋‐釜山‐レムチャバン‐マニラ‐東京‐横浜‐清水‐四日市

 

【要目】
Vessel Name: TASANEE
IMO Number: 9235581
Vessel Type: Container Ship (Fully Cellular)
Call sign: 9V8253
MMSI: 564985000
Maiden Name: ENGIADINA
Ex. Names: POS LONG BEACH UNTIL 2011 JUL
      TASANEE UNTIL 2010 AUG
ENGIADINA UNTIL 2009 JUL
NORASIA ENGIADINA UNTIL 2003 APR
ENGIADINA UNTIL 2002 JUL
Shipyard: Hyundai Mipo Dockyard Co., Ltd., Ulsan
Hull No.: 34
Year: 2002
Registered Owner: SHARK KEY PTE. LTD.

Ship Manager: BERNHARD SCHULTE SHIPMANAGEMENT (CYPRUS) LTD.
ISM Manager: Seachange Maritime Pte Ltd
Overall Length: 222.10
Breadth: 30.00
Maximum depth: 16.80
Maximum Speed: 23.6 knots
Deadweight: 39418
GRT: 27779
BRT: 27779 t
NRT: 14769
Maximum TEU capacity: 2826 teu
Container Capacity At 14t (TEU): 2030
Reefer Containers (TEU): 554 teu
Engine Maker: MAN-B&W
Engine Type: MAN-B&W 7K80MC-C
Engine Power, kW: 25270 kW

Other engines: 4x MAN-B&W 8L28/32H : 1600 kW
Bow thruster: 1100 kW
Handling equipment: None