「MOL SPARKLE」(MOL)
MOLのCBE航路に就航するコンテナ船です。色々調べていたらこのシリーズは内海造船製ということが判明しました。同じ航路に就航している(いた)「MOL SEABREEZE」、「MOL SUCCESS」以外に、NYK/KLINEのME1/J5N航路に就航しているKLINEの「CALLAO BRIDGE」、「ARICA BRIDGE」、「LOS ANDES BRIDGE」など計18隻の姉妹船があるようです。また、過去の写真を見ているとクレーンが付いていた時期があり、当初このクラスは、港湾設備が整っていない航路用(南米?)に建造されたのではないかと考えられます。
しかし、最近、海運業界で言われているカスケード現象により、現在の東南アジア航路に回ってきたと考えられます。そうなると、クレーンが邪魔になり、やむを得ず撤去というのも十分考えられます。
今日(3月15日)の海事専門誌では、MOLの2万TEUクラスの1番船の命名式が韓国の造船所で行われたとの記事が掲載されていましたが、ますます、カスケード現象が進んでいくのでしょうか。
【航路】
CBE航路
【寄港地】
四日市‐名古屋‐釜山‐レムチャバン‐マニラ‐東京‐横浜‐清水‐四日市
【要目】
Vessel Name: MOL SPARKLE
IMO Number: 9472567
Vessel Type: Container Ship (Fully Cellular)
Call sign: 3EWX3
MMSI: 372800000
Maiden Name: MOL SPARKLE
Shipyard: Naikai Zosen Corp
Hull No.: 731
Year: 2009
Registered Owner: Toa Marine Inc
Ship Manager: Temm Maritime Co Ltd
ISM Manager: Temm Maritime Co Ltd
Crew Manager: Temm Maritime Co Ltd
Overall Length: 199.95 m
Breadth: 32.20 m
Maximum depth: 16.60m
Maximum Speed: 21 kt
Deadweight: 33541 t
GRT: 27104 t
BRT: 27104 t
NRT: 11856 t
Maximum TEU capacity: 2553 teu
Reefer Containers (TEU): 250 teu
Engine Maker: B&W
Engine Type: MAN-B&W 7S70MC-C
Engine Power, kW: 21735
Bow thruster: 1100
Handling equipment: 3 x 45